電解還元水 アルカリイオン水 強アルカリイオン洗浄水 酸性水
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電解還元水は、「みず」にカルシウム材を添加し (近年では電解能力が向上した為、水道では殆ど不要となった)電気分解(電解)する事で得られるアルカリ性の「みず」です。電解還元する装置としての主流商品、電解還元水生成器は水道に直結し流水下で電解する流通式(フロー式)と 貯槽式(バッチ式)があります。電解槽や電気分解の原理は同じで、いずれも、電解還元水を生成します。還元水生成器の電解槽は隔膜により2つに隔てられており、それぞれに陽極(アノード)と陰極(カソード)となる電極が設置されています。隔膜は水中のイオン種を通過させ、「みず」そのものの通過は阻害します。さて、この電解槽にカルシウムイオン・食塩などを含む「みず」を入れ両電極を通して「みず」に直流電流を流すと塩化物イオン・炭酸イオン・硫酸イオンなどの陰イオンは陽極側へ、カルシウムイオン・ナトリウムイオン・マグネシウムイオンなどの陽イオンは陰極側へ移動します。両極間にかかる電圧が大きければ電極の表面において電気分解され、陰極側では水酸化イオン(OH-)、陽イオン及び溶存酸素が多くなりOHの高い還元水(アルカリイオン水)が生成されます。
陰極 : 2H2O + 2e- ⇒ 2OH- + H2
陽極 : 2H2O ⇒ 4H+ + O2 + 4e-
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生成水 | PH | 酸化還元電位 | 原水中陽イオン | 原水中陰イオン | 溶存気体 |
アルカリイオン水 | 9~10 | 低い | 増加 | 減少 | 水素 |
酸性イオン水 | 4~6 | 高い | 減少 | 増加 | 酸素 |
還元水(アルカリイオン水)中の水素濃度
「みず」の電解によって陰極側から水素が発生しますが、この水素はとても微小な気泡となっています。これらが集まって大きな気泡に成長します。陰極側で水素原子が水素分子になり、溶液中に溶けた水素分子が集まって微小な気泡となります。還元水(アルカリイオン水)中には水素の溶解度が高いと考えられており、それは電解還元水(アルカリイオン水)の酸化還元電気を低くして、還元性雰囲気を作り出します。
酸化還元電位(ORP) 還元の指数
酸化とは物質が酸素と化合することであり、物が燃焼する事や、錆びるのも典型的な酸化と呼びます。それとは逆に酸素を奪われる場合を還元と言い、水素と結合することが還元、水素を奪われることが酸化と呼んでいます。又、電子のやりとりの全般を酸化還元反応といいます。人間が老化する事も酸化と考えられ、逆にアンチエイジングは還元とも言われています。
酸化と還元 | 酸化 | 還元 |
酸素 | 与えられる | 奪われる |
水素 | 奪われる | 与えられる |
電子 | 奪われる | 与えられる |
酸化還元電位の測定値はプラス・マイナスのミリボルト(mV)で表され、物質の酸化還元電位が、0mV以下(マイナス)だと還元力(相手を還元しやすい=電子を与えやすい)、+400mV以上だと酸化力(相手を酸化しやす=電子を奪いやすい)を持つ物質で、酸化還元電位は測定対象がどのくらい酸化する、若しくは還元する能力があるかということの数値です。アルカリイオン水は還元水とも呼ばれており、これはアルカリ水の酸化還元電位が、0mV以下(マイナス)である事からそう呼ばれています。逆に酸性水はプラスの領域となります。
還元水とpH(ペーハー)
pHの値には0~14までの目盛りがあり、7を中性(化学的中性点)7より小さくなるほど酸性が強く、7より大きくなるほどアルカリ性が強くなります。強酸性・酸性・中性・アルカリ性・強アルカリ性と区分します。還元水は通常、アルカリ側の「みず」を指し、アルカリイオン水とも呼ばれています。
PH(ペーハー)はラテン語でpounds Hydrogeniiであり、poundsは重量を意味し、Hydrogeniiは水素を意味します。pHは、水素指数の略号でもあります。
・胃液 PH1.8-2.0 ・水道水PH5.8-8.6
・レモン汁 PH2-3 ・血液 PH7.4
・ワイン PH3-3.7 ・海水 PH8.3
・ビール PH4-4.5 ・石鹸Ph9-10
電気分解による、強アルカリ洗浄水 Ph13.2
容 量 : 強アルカリ水20リットル(ビニールタンク入り)
梱包サイズ : W300×H300×D300mm
販売価格 : お問い合わせ下さい
※タンクはキャップを閉め直射日光を避けて常温環境で保管下さい。
※強アルカリ性水のため、飲用には絶対に使用しないでください。
※直接目や皮膚に噴霧・接触しないでください。
※アルミ・銅・真鍮等の両極腐食性金属へのご使用はお避け下さい。
※本製品はpH13.10なので、必ず原液4~20倍に薄めてご使用ください。
※OEM対応も可能です。
※装置本体の販売や価格は、お気軽にお問い合わせ下さい。