平成6年の全国平均燃料価格は、灯油が18L883円、軽油単価が1L85円でした。ガソリン独歩高是正のため元売会社が導入した新価格体系により、灯油、軽油とも価格は時上昇しましたが、平成9年年以降、原油の下落、軽油の需要低迷などで落ち込み、平成11年4月には灯油が705円、軽油単価が75円となりました。その後、原油高の影響でガソリン価格同様上昇し、平成17年年8月には灯油1,209円、軽油単価105円となり、更に高騰推移の予想であります。

日本は、原油の99.7％を輸入に頼っています。2003年度の原油輸入量は2億4,485万KLで、前年度を1.2％上回りました。日本は原油輸入大国なのです。

軽油単価の高騰は、輸送運輸業界に大きな影響を与えています。トラック、バス、船舶、飛行機等燃料単価の高騰は経営に直結する程の高騰率です。それらは利用料金に反映してしまう事から、一般の生活レベルにまで影響を及ぼしてしまいます。

 

軽油単価価格の推移

軽油単価　(単価　円）

昭和62年　　　　　74

昭和63年　　　　　67

平成  1年　　　　　70

平成  2年　　　　　80

平成  3年　　　　　79

平成  4年　　　　　78

平成  5年　　　　　80

平成  6年　　　　　84

平成  7年　　　　　80

平成  8年　　　　　83

平成  9年　　　　　83

平成10年　　　　　78

平成11年　　　　　80

平成12年　　　　　86

平成13年　　　　　84

平成14年　　　　　83

平成15年　　　　　84

平成16年　　　　　91

17年8月　　　　　105

18年3月　　　　　108

19年5月　　　　　116

20年6月　　　　　152

21  107.86

22  120.02

23  131.95

24  134.76

25  142.84

26  141.32

27  113.14

28  107.10

29  119.25

30  134.12

 

 

 

 

データーは全国平均の軽油単価（税込みH1～Ｈ8年3％　Ｈ9～5％）です。