還元水（水素水）は、体内にある活性酸素と結合し、活性酸素を減らす活性水素を作りだすと考えられています。活性酸素は万病の元と言われるほどに嫌われがちですが、元々人間の体の中で作られ（呼吸から得る酸素の約2％が活性酸素になると言われています）必要な物です。活性酸素は、体内に侵入するウイルスなどを、強力な酸化力で殺菌する目的として体内で作られますが、近年の環境の変化により、この活性酸素が増えすぎた事で、自分自身への悪影響が出てきた事が問題になっており、癌をはじめ高血圧や糖尿病などの成人病との関連も深いと考えれられています。アルカリイオン整水器は近年「還元水生成器」とも呼ばれ、水を電気分解したときに生成されるアルカリ側の水に活性水素が含まれています。水素水と呼ばれたり、酸化還元力がありますので、還元水とも呼ばれて、癌や糖尿病そして、ダイエットなどへの効果も研究されています。

そして、還元水（水素水）の力の目安として酸化還元電位（ＯＲＰ：オーアールピー）と言う数値があります。多くの水道水は酸化力が強く酸化還元電位は+500ｍV辺りとなります。これは錆びやすい状態で、人間で言えば老化に当たりますね。これに対し、この水を電気分解し、アルカリ側の水・・・すなわち還元水（水素水）と呼ばれる水は、-200～-400ｍV（水量水質、レベルにより変わります）辺りとなり、酸化還元作用があります。それは錆びた物を元に戻す力であり、人間で言えば若返りにあたりますが、そう言う物事を踏まえて、還元水や水素水は奇跡の水とも呼ばれているのです。そかしその水も今では簡単に家庭で作る事ができます。地下水を汲みに行ったり、ましてや高額なペットボトル水を購入する必要もありませんね。参考までにペットボトル水も話が出ましたので1つ知識を入れますと、ペットボトルの水の殆どは還元水域ではありません。酸化還元電位PRP計で測定すると、+の電位である物が殆どです。