新型コロナウイルスに対する微酸性水(次亜塩素酸水)の有効性について
2020-03-31
新型コロナウイルスに対する微酸性水(次亜塩素酸水)の有効性について
新型コロナウイルスに対する次亜塩素酸水の有効性について
新型コロナウイルスの消毒には消毒用アルコールと次亜塩素酸ナトリウム(0.1%)の使用が勧められています。
次亜塩素酸ナトリウム液は、塩素系漂白剤等を希釈して作りますが、次亜塩素酸ナトリウム液は使い方を間違えると効果がなくなるだけでなく、思わぬ事故につながることがありますので注意が必要です。
通常は、おう吐物、ふん便の処理には、約0.1パーセント濃度(1000ppm)の希釈液を使用しますが、今回の新型コロナウイルスにも0.1%(1000ppm)が推奨されています。原液濃度が5パーセントから6パーセント(50000ppm~60000ppm)の塩素系消毒液を使用する場合は、500ミリリットルのペットボトル1本の水に、原液10ミリリットル(ペットボトルのキャップ2杯)を入れます。
次亜塩素酸ナトリウムでは漂白剤を0.1%になるように水で薄めますが、漂白剤の原液は50000ppm程度です。
さて、0.1%(1000ppm)の次亜塩素酸ナトリウムに対して、微酸性水(強酸性水)での次亜塩素酸濃度は20~80ppm程度です。
弊社の微酸性水生成器「クロライーナ」の次亜塩素酸濃度は20~40ppmとなりますが、漂白剤を薄めた1000ppmに対して、同等の殺菌力があるのはpH域がpH5~6.5に有る所です。次亜塩素酸ナトリウム(アルカリ性)では次亜塩素酸(HCLO)は次亜塩素酸イオンになってしまいますがpH5~6.5では次亜塩素酸形状なので、効率がとても高いと言う訳です。また逆に酸性が強くなれば次亜塩素酸は塩素ガスに変わってしまい、効率が落ちてしまいます。混ぜるな危険・・・というのはpHをアルカリから酸性に変化させると塩素ガスが発生してしまう点にあります。
また、電解次亜塩素酸水は有機物に触れると瞬時に元の水に戻るため、排水時においては環境への影響がほとんどありません。そのため、次亜塩素酸ナトリウムのように排水時には希釈中和する必要がなく効率的です。
次亜塩素酸ナトリウムを0.1%薄めたとしても、手指の消毒には絶対に使用しないでくださいとの注意が有りますので、手指消毒には微酸性水(強酸性水)の次亜塩素酸水が最適です。
2019 年 11 月に中国武漢で発生し、12 月 31 日に世界保健機関(WHO)に報告された肺炎とそ病原体 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)および新型コロナウイルス(A-CoV-2)と命名されました。2020 年 1 月下旬まで主要な発生地中国大陸に限られていましたが、2 月に急に世界各地に広がり、3 月初 めに患者数 8 万数千人、死者 3 千人に達しています。
WHO 「国際的に懸念される公衆衛生上緊急事態」(PHEIC)を宣言しています。
*新型コロナウイルス、A コロナウイルス(A-CoV)に分類され、国際ウイルス分類委員会(ICTV)によりA-CoV-2 と命名されました。なお、WHO 、2019-nCov という名称を推奨しています。
感染拡大防止ため様々な予防策が講じられています。手洗い、マスク、うがいとともに消毒重要性を厚 労省発表しています。消毒に、消毒用アルコールと 0.1%次亜塩素酸ナトリウム使用(漂白剤を薄めたもの)が薦められています が、それらに優るとも劣らぬ殺菌活性を持ち、人体や環境に対する安全性が極めて高い次亜塩素酸水*(NaCl や塩酸を電気分解して生成するも)活用感染防御ため大いに役立つと判断・期待されます。
*新型コロナウイルス、A コロナウイルス(A-CoV)に分類され、国際ウイルス分類委員会(ICTV)によりA-CoV-2 と命名されました。なお、WHO 、2019-nCov という名称を推奨しています。
感染拡大防止ため様々な予防策が講じられています。手洗い、マスク、うがいとともに消毒重要性を厚 労省発表しています。消毒に、消毒用アルコールと 0.1%次亜塩素酸ナトリウム使用(漂白剤を薄めたもの)が薦められています が、それらに優るとも劣らぬ殺菌活性を持ち、人体や環境に対する安全性が極めて高い次亜塩素酸水*(NaCl や塩酸を電気分解して生成するも)活用感染防御ため大いに役立つと判断・期待されます。
1.細菌やウイルスに対する次亜塩素酸水*効果
次亜塩素酸水(有効塩素濃度 10~80ppm)、各種病原細菌やウイルスに対して高い殺菌活性や不活化 活性を示します。それら活性、消毒用アルコール(70%)より高く、0.1%次亜塩素酸ナトリウムと同等性があり ます。一般的に消毒薬に対して、インフルエンザウイルスようにエンベロープをもつも弱く(抵抗性が低い)、ノロウイルスようにエンベロープをもたないも強い(抵抗性が高い)ことが知られています(図1参照)。新型コロナウイルスを含めてコロナウイルス、インフルエンザウイルスと同じくエンベロープをもつ粒子構造をもっています(図2)。したがって、次亜塩素酸水新型コロナウイルスに対しても有効性を示すと推察で きます。なお、新型コロナウイルスを対象にした不活化試験消毒用アルコールでも 0.1%次亜塩素酸ナトリウ ムでも行われていないと思われます。
現在、新型コロナウイルス感染症だけに注目が集まっていますが、実際にインフルエンザ方がるかに流行しています。そ他病原体もいろいろなところに存在します。これら状況を踏まえると、人体に対しても環境に対しても安全性が高く、広範な細菌やウイルスに有効性を持つ次亜塩素酸水、器具や環境消 毒・殺菌に使用すること最も適していると言えます。また手荒れがしないことからも次亜塩素酸水による流 水手洗い望ましい効果を期待できます。
現在、新型コロナウイルス感染症だけに注目が集まっていますが、実際にインフルエンザ方がるかに流行しています。そ他病原体もいろいろなところに存在します。これら状況を踏まえると、人体に対しても環境に対しても安全性が高く、広範な細菌やウイルスに有効性を持つ次亜塩素酸水、器具や環境消 毒・殺菌に使用すること最も適していると言えます。また手荒れがしないことからも次亜塩素酸水による流 水手洗い望ましい効果を期待できます。
*次亜塩素酸水と、希薄な NACLや塩酸を電解装置で電気分解することにより陽極側から直接生 成する次亜塩素酸(有効塩素)を含む電解水です。電解装置能力により生成濃度(有効塩素濃度) が規定されており、それを超える濃度も生成されない仕組みになっています
2.コロナウイルス薬剤抵抗性
消毒薬に対する各種病原体抵抗性を示しています。ウイルスに関して以下ことが知られて います。エンベロープをもたないウイルス(ノロウイルス、アデノウイルス、エンテロウイルス、ポリオウイルスな ど)抵抗性が高い。エンベロープをもつウイルス(インフルエンザウイルス、コロナウイルス、ヘルペス ウイルス、麻しんウイルスなど)抵抗性が低い。
3.コロナウイルス粒子基本構造
ウイルス粒子に 3 種類基本構造があります。ウイルス粒子がエンベロープを持たないか持つ によって大別されます。さらに、エンベロープを持つもヌクレオキャプシド核酸にタンパク質が付いていないかいるかによって分けられます。 構造代表例ポリオウイルス、アデノウイルス、ノロウイルス。構造代表例ヘルペスウイルス。構造インフルエンザウイルス、コロナウイルス、麻しんウイルスなどでです。
コロナウイルスとインフルエンザウイルス粒子構造が非常に似ていることがわかります。
(一財)機能水研究振興財団様資料より
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